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話題27 | ■平仄も下三連 岸本二三男 2007/1/14(日)09:09返事 / 削除


平仄も下三連(句末が平平平、又は仄仄仄となること)を嫌う程度です

其一
風引寂寥空落涙,人堪悲悼只呑聲。
風引寂寥空落涙,  ;風引寂寥就是人空落涙,  ;主語は風と人の二つ
人堪悲悼只呑聲。  ;人堪悲悼只呑聲。     ;主語は人
この作品は作者が若いときの作品で、七言律詩が何であるかも分からないで作った作品だと思われます。呂山先生は「君は七言律詩のことが分かっているようで、実際は分かって無い」と叱られたことととおもわれます。この句を思い出すことにより作者は恥じ入っていることだと思います。


平仄も下三連(句末が平平平、又は仄仄仄となること)を嫌う程度です。
古詩一韻当到底格については、明の高青邱で確立されたと考えています。とりあえず、久保天随の全詩集4冊をよんだのですが、大体は句末は平平平、又は仄仄仄となっています
江馬天江の古詩聲譜を大阪の堂島の図書館で見つけてコピーをして、配布したことがあります。機会があれば読んで下さい。古詩の下三句の平仄のみを集めたものです。あるいは王漁洋の古詩平仄論(森槐南博士が解説)
五言六言の解説を興味深く読ませて頂きましたが、古詩の解説はどうでしょうか。

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投稿2 | ■中国語の声調について 中山逍雀 2007/1/14(日)09:12返事 / 削除

中国語の声調について
 先生の記事の中に平仄に関わる記述が有りましたので、ご参考までに、下記のページをご案内致します。
 言語は年月と共に変化を致します。いま作るのであれば、今の発音でなければならないのは、当然の理です。昔の発音を規範として作っても、今の人には却って陳腐の評価を受けます。

http://www.741.jp/

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投稿1 | ■記事掲載場所のご案内 管理人 2007/1/14(日)09:10返事 / 削除

ご案内
 記事のご閲覧感謝致します。ただ当該記事は、此処とは違う場所に記載されているのです。
 依って、ご返事は、参照URLに設置したCGIに掲載します。

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